スクエアーの細身な花台　フランスのアンティーク家具

＜立ち姿がとにかく美しい＞

スラッとスマートな立ち姿が美しい、フランス製の花台です。シンプルなデザインなので余計にすっきりと背が高く見えます。真っ直ぐに伸びた脚も細くて美しいですが、ちょっとした飾りがあるのが上品で好まれるポイントです。リングが通っているような節や、上部のころっと丸い石をはめたような飾りは、脚にアクセサリーをつけているように見えます。このようにスラッとした女性モデルのような美しさは、お花も一層きれいに魅せられることでしょう。

＜甘い彫刻と引き締めインレイ＞

天板にはスクエアの黒いラインがありますが、こちらはインレイの細工です。天板に良いアクセントで引き締まって見えます。天板の下の部分には波形の繊細な彫刻が施されており、これは足元の下の台の部分と同じです。滑らかなクリームをしぼったような彫刻は、まるでスイーツのようです。甘い花の香りが似合いそうですね。

＜高い空間を生かした飾り方を＞

スラッとした花台で脚の空間が美しいので、ぜひこの高い空間を美しく生かしていただきたいと思います。ひとつのおすすめとして、こんな飾り方はどうでしょう？背が高いので、上にはあまり背の高くないお花、植物を置きます。蔓が垂れ下がり、脚に軽く巻き付くとよりよいでしょう。そして下の段には陶器の置物や小型のランプを置いてみましょう。上段と下段とで会話がなされるように接点を持たせるのがポイントです。いろいろ試してみて下さい。いいアレンジ方法を思いついたら教えて下さいね。