マホガニーのカーブドホールディングテーブル　フランスのアンティーク家具

＜芸術的な作品＞

とにかく彫刻が素晴らしく、芸術的なテーブルというよりも、もはや”作品”です。テーブルの彫刻を見せるためにお使い下さい。天板部分を立てることができるようになっています。実用として使おうとすると彫刻でちょっとガタガタしてしまうと思います。少し天板の彫刻が削れてしまっている部分もあるのですが、経年の風合いとして楽しんでいただければ幸いです。それでも、マホガニーの濃い色目で重厚感があります。ひとたびこのテーブルをディスプレイすれば、周囲は一気に上質な空間になるでしょう。

＜彫刻にさらに注目してみる＞

さて、自慢の彫刻を詳しく見ていきましょう。まず天板から。立てた時の円の下から上に向かって、草冠のように葉っぱが伸びていきます。その葉っぱが優しく包み込むのは、中心のお花。小さくて素朴なお花ですが、気品の高さが伺えます。次は天板の表面だけでなく、横からも見てみましょう。お花の萼のように天板を支えています。下に下がると茎と葉ですね。マホガニーの艶が植物の瑞々しさに感じられます。真っ直ぐに伸びる生命力を表現したいのでしょうか。3脚の脚はまさしく根でしょう。大地に力強く伸びて張る様子が、細かく動きのある彫刻によって表現されています。これらの彫刻は全て彫り出しで、貼ってあるわけではありません。作者のこの作品に込める思いの強さを感じることができます。こだわりのテーブルを贅沢に飾ってみてはいかがでしょう。